年頭にあたり謹んでご祝詞を申し上げます
旧年中は格別のお引立てを賜り厚くお礼申し上げます
本年も倍旧のご愛顧の程お願い申し上げます
令和2年 元旦
セントラルステージ株式会社
代表取締役 西 上 正 克
近年台風等の自然災害が多く発生しており、各地に甚大なる被害が発生しています。
強い雨風による家屋被害や倒木、大雨および沿岸部の高波による浸水被害、
また、南海トラフ地震についても話題になっています。
自然災害は皆さん自身で保険・共済等により守る必要があります。
建物・家財 ⇒⇒⇒ 地震保険 風水害に対応した火災保険
自動車 ⇒⇒⇒ 車両保険を付保する
大規模災害発生の後は点検商法、便乗商法等のトラブルが発生する傾向にあります。
次に消費生活相談事例と留意点をまとめておきます。(消費者庁消費者政策課の資料より)
【家屋の被災関係】
(相談事例) 火災保険で住宅を修理できると業者から電話がかかってきた。
調査に来てもらうことにしてしまったが、断った方がよいのか。
(留意点) 暴風による家屋の被害が生じた場合、一般的には、火災保険の対象となりますが、
修繕を行おうとする際は、保険の対象となるか、契約している保険会社又は代理店に必ず確認してください。
【自動車の被災関係】
(相談事例) 台風による倒木で駐車場に止めていた車の後部が凹んでしまった。
駐車場の管理会社とは連絡がとれない。どうしたらよいか。
(留意点) 台風等によって車両に損害を受けた場合、自動車保険で車両保険を付保している場合は、
適用対象となります。先ずは契約している保険会社又は代理店に保険内容を必ず確認してください。
ご不明な点やご相談ごとがございましたら、お気軽に保険部までご連絡をください。
セントラルステージ株式会社 保険部 三宅
水漏れを起こしたら被害を最小限にくいとめること
マンションでは水漏れ事故によるトラブルがよく発生します。
水漏れ事故を起こしたらとにかく被害を最少限にくい止めることです。普段から水漏れしそうな箇所をチェックしておくのも大切なことです。
逆に上の専有部分から水が漏れてきた場合は、すぐに上のお宅に連絡し、被害を小さくしましょう。
お互いに大きなトラブルになる前の心構えが必要です。
もし、留守の場合、メーターボックスの元栓を素早くとめれば、被害を小さくできます。
不注意で水を階下に漏らしたら責任は漏らした本人にあります。水漏れ事故の多くは洗濯機の排水のはずれによるものです。
全自動洗濯機をご使用の場合は、ご使用後、必ず給水栓を閉じて下さい。
給水栓が開栓のままですと水圧がかかっていますので、給水ホースが抜けて、溢水する恐れがあります。
万が一に備えて、保険(個人賠償責任特約)の加入をお勧め致します。
マンションの管理規約では窓及び窓枠は共用部と設定されているマンションが大半ですが、
リビング窓の戸車は使用による消耗品として各住戸の負担となる場合がございます。(マンションにより異なります)
今回ご紹介する一例は、戸車の不良によりリビング窓の開閉動作が重く、
窓を引きずりながら開閉していた住戸です。(平成11年築のマンション)
●窓を引きずりながら開閉していた為、レール部分が変形。
●リビング窓の戸車が破損し正常な回転が出来ていない。
●交換する戸車部品
●新しい戸車の取付完了
リビング窓の開閉動作が重い状態で、引きずるような開閉を続けていると
窓枠(サッシ)じたいを変形させ、状況によっては窓枠全部の交換が必要と
なる場合がございます。不具合を感じたら早期にご相談ください。
【費用参考例】※税別価格
リビング窓(2枚)の戸車交換 基本料金16,000円+部品代
網戸(1枚)の戸車交換 基本料金 8,000円+部品代
〇基本料金には、下見と施工日の計2回の出張費と施工費が含まれています。
〇部品代は、下見で部品を確認して後日のご連絡になります。
『建物』にも地震保険、『家財』にも地震保険 建物の地震保険金額は火災保険金額の最大50%までの設定となるので
「建物の地震保険」だけでは、生活再建の費用として足りないこともあります。
そこで「家財の地震保険」にも加入して、しっかり備えることが大切です。
◆地震保険のQ&A
① 地震保険はどのような役目を果たすの?
お住まいの建物や住居内にある家財を保険の対象とし、地震・噴火また はこれらによる津波を原因とする損害を補償します。
また、地震保険の保険金額だけでは必ずしも元通りの家を再建する事ができませんが、生活を再建していく為に大切な役目を果たします。
② 地震保険の契約金額はどのように設定すればいいの?
契約金額は火災保険契約金額の30%~50%の範囲内で設定しますが、建物は5,000万円、家財は1,000万円が限度額です。
③ 地震保険から支払われる保険金は、どうやって決まるの?
建物や家財の損害状況により、次のいずれかに認定されます。
全損:契約金額の100%、大半損:契約金額の60%、小半損:契約金額の30%、一部損:契約金額の5% それぞれ支払われます。
④大規模な地震が起こっても、保険金の支払いは大丈夫なの?
地震保険は法律に基づき国と損害保険会社が共同で運営している保険であり、一回の地震による保険金総支払限度額は11兆7,000億円(2019年4月現在)です。
過去の保険金支払額で最も大きかったのは、2011年の東日本大震災関連の災害で、約1兆3,113億円でした。
地震保険の加入をご検討の際は、お気軽に保険部三宅にご相談ください。